農業ビジネスに関する最先端技術と製品
九州アグロ・イノベーション 2021 は、農業ビジネスに関する最先端技術と製品を展示する専門展示会として、6月16日(水)から17日(木)の二日間にわたり福岡県のマリンメッセ福岡 A館で開催されます。この展示会は専門分野に特化した構成で、農業資材展、スマートアグリ技術展、農産物加工・流通技術展、畜産資材展、草刈り・除草展の計6つになります。
最先端の農業ビジネス環境である九州地域において、農産物に関する事業者のイノベーション、農業のさまざまな課題のソリューションとして支援すべく、生産分野と加工・流通分野、販売分野の関連技術・システム・サービスを一堂に集めた農食連携展示会です。
農業関係者90%以上が展示会を評価
アグロ・イノベーション は、農作物の生産、収穫、選果、加工、包装、販売における課題解決の場として、様々な業界・業種をお迎えし、今まで以上に農業界の活性化に役立つ展示会を目指します。参加した農業関係者の90%以上が、アグロ・イノベーションを「農業分野において専門性が高い展示会」と評価されています。
- 出展製品
農業資材・設備、施設園芸資材・設備 種子・種苗、農業機械、植物工場、養液栽培、肥料・土壌改良材・土 測定機器、コンサルティング、エネルギーなど - 来場対象
生産者をはじめとする業界関係者
基幹的農業従事者数は毎年10万人程度減少し続けており、労働力不足が深刻化しています。また、基幹的農業従事者の平均年齢は66.6歳(H29)であり50歳未満が10.5%に対して65歳以上が66.4%と高齢化・年齢構成のアンバランスが指摘されています。生産性の飛躍的向上の為ICTやドローン、AIの活用に年々注目が高まっており、国内有数の生産地である九州地区では数多くの成功事例、取組事例が発信されています。本展ではデジタル技術を活用した農業生産性向上から生産者が今すぐに取り組める様々な手段まで幅広く展示します。
- 出展製品
農業用ロボット、ドローン、自動運転技術、アシストスーツ、農業用ICT・IoT・AI技術、環境制御、モニタリング、クラウドサービス、生産管理システム、経営管理システム、技術学習・技能継承支援ツールなど - 来場対象
生産者をはじめとする業界関係者
- 次の様な課題意識を持った生産者に提案するチャンスの場になります
- 野菜・果物・花きなどの鮮度を維持したい
- 青果物のみずみずしさ、美味しさを保ちたい
- しおれ・変色・腐敗を防ぎたい
- より遠くの消費地にも新鮮なものを届けたい
- 抗菌・防カビ性能、紫外線吸収機能に興味がある
- さまざまな形態の製品に対応してほしい
- 用途に応じてオリジナルの梱包をしたい
- 出展製品
選果・選別機、鮮度保持資材・技術、容器、包装・梱包資機材、パレット、コンテナ、在庫管理システム、輸送技術・サービスなど - 来場対象
生産者、農協、小売、商社・卸をはじめとする業界関係者
全国の農業産出額の中で九州のシェアは2割を占め、中でも畜産部門に占める九州のシェアは全国の約25%と国内主要の畜産生産地帯です。主要畜種の飼養戸数は、担い手の高齢化や後継者不足に伴う離農の増加等により、全ての畜種において減少が続いている一方で、1戸当たりの飼養頭羽数は増加しており、大規模な経営体に生産の集積が進んでいます。
しかしながら、各生産者の飼養頭羽数は、施設、機械、労働力等の面から一定の制約があり、担い手の確保や担い手をサポートする体制の強化が求められています。また畜産経営の大規模化と宅地との混住化により環境問題も指摘され、環境対策、生産性向上は喫緊の課題となっています。
本展では国内主要の畜産生産地帯である九州において畜産資材・機械・ITなど生産に関する製品・技術から昨今注目の高まる畜産輸出支援サービス・ツールまでを一堂に集め生産者の課題解決を実現する場を創出します。
- 出展製品
畜舎建設資材、暑熱対策・防寒資器材、飼料、給餌・給水器、体重測定器、洗浄機、送風機・空調機、臭気対策資機材、監視装置・アプリ、動物用医薬品、畜産加工資機材、輸出支援など - 来場対象
畜産農家、卸、農協、ホームセンター、官公庁・自治体など
農業現場では、担い手の著しい減少や高齢化、農業経営の大規模化に伴う経営面積の増加などから、草刈り、除草の作業負担が増しており、省力化が強く望まれています。また、鉄道や太陽光発電施設といったインフラの現場においても雑草対策は必須であり、省力化・安全性のニーズを満たす機器への期待が高まっています。
- 出展製品
草刈り機、草刈りロボット、草刈り機替刃、刈払機、防草シート、除草剤、除草剤散布機、防草・除草工法、作業用品など