中部地方 ローカルガイド・ビズ

中部地方は、愛知県、静岡県、長野県、三重県、岐阜県、富山県、石川県、山梨県、福井県の9県からなり、さらに日本海に面する北陸地方 (新潟、富山、石川、福井)、内陸部の中央高地 (山梨、長野、岐阜)、太平洋に面する東海地方 (静岡、愛知) の3つにも分けられます。中部地方の人口およびGDPは、他の東北(北海道を含む)、関東、近畿、中国、四国、九州(沖縄を含む)の地方の中では2番目に多く、日本経済を牽引する地方です。また、大都市の東京圏、大阪圏のいずれとも連担し、その中央に位置する中部地方は、自立性の強い都市群が名古屋周辺を中核として「Q」状に取り巻いている地域構造をしています。愛知県を中心に国際的に競争力のあるものづくり産業の集積や静岡県にはメディカル産業の集積があります。

中部地方は、日本総人口 (1億2616.7万人) の16.5% (2077.4万人) のシェアを占め、域内生産額でも中部地方のGDPは96兆9721億7.8千万円で、全国の549兆5880億5.3千万円の17.6%を占めています。また2018年のGDPの増加率は2.4%と地方別ではTOPです。観光に関しては、2019年の国内旅行先の中部地方の総訪問者数は、1億6,252万人で、全国の訪問者数 8億5,323万人の19.0%を占めています。また外国人訪問者数は、874.7万人で、全国 (7,532.1万人) の11.6%のシェアを占めています。統計データ元：人口・GDP・観光