京都府 ローカルガイド・ビズ は、京都府内のさまざまな情報をディレクトリ形式で紹介するサイトです。レストラン、ショップ、企業、団体の情報や、地元で開催されているイベント・展示会情報に、観光スポットや実証実験なども紹介し、力強く発展する京都の地元情報を配信する、地域を応援する情報サイトです。 For English visitor, an English version of this website will be available, so please bookmark this page.
関西地方 (大阪府、兵庫県、京都府、奈良県、和歌山県、滋賀県、三重県) に属し、本州中央付近に恭仁京、長岡京、平安京といった日本古都の歴史を持つ京都府。人口は約2,583,000人 (2019年)、その半数以上が京都市に集中。京都府のGDP (府内総生産) は実質約10兆3564億円 (2018年) で、これは47都道府県の中で13位になります。内訳は食料品などの製造業 (20.7%) が最も高く、次に卸・小売業 (13.7%)、不動産 (11.3%) の住宅賃貸業、専門・科学技術、業務支援サービス業 (7.5%) などが続きます。
京都は世界で注目される観光都市で、訪日外国人が訪問した47都道府県のうち東京都、大阪府、千葉県、そして京都府と4番目に多い約8301,000人が訪れています。日本人の国内訪問者数は約29740,000人で全国で10番目に多い訪問地。(データ:日本人・訪日外国人の47都道府県ランキング 2019 国内旅行先を比較 より)。また観光消費額は約1兆3,025億円とあります。観光客数は京都市に集中しますが、市以外の各エリアの魅力を「海の京都」「森の京都」「お茶の京都」「竹の里・乙訓」と名称を付け誘致活動を促進しています。
2019年10月に 京都府総合計画 (京都夢実現プラン) 策定した京都府は、その計画の中の4つの将来像と SDGs を関連付けし、SDGsの推進の取り組みを行っています。事業名では、総合医師確保対策費、生涯現役活躍人材育成支援プロジェクト事業費の2つが府民の暮らし安心強化するとして、SDGsのNo.3、4、8に該当します。子育て環境日本一推進戦略事業、次世代型学力・学習状況調査研究事業の2つが、子育て環境日本一に向けた取組強化として、SDGsのNo.3、4、8、17に該当。文化芸術発信強化事業、北山エリア整備推進事業が文化首都・京都から伝える文化の力とし、SDGsのNo.4、11、17に該当。起業するなら京都・プロジェクト推進事業、スマートけいはんな活動強化事業の2つが、京都産業の強み再構築するものとし、SDGsのNo.8、9、11、17に該当。防災・減災対策事業、気候変動適応推進事業が防災対策等の強化とし、SDGsのNo.11、13、17に該当。そして海・森・お茶の京都DMO推進事業が魅力ある地域づくり・基盤整備とし、SDGsのNo.8、9、11、14、15、17に該当します。
京都府総合計画で8つのSDGsに寄与しています。
京都府内では、京都府舞鶴市が2019年度のSDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業の2つが選定され、翌年の2020年度に京都府亀岡市が同じくSDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業を選定。そして2021年度に京都府京都市がSDGs未来都市および自治体SDGsモデル事業を選定。同じ年度の2021年に京都府京丹後市がSDGs未来都市に選定されています。
SDGs未来都市とは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を政府が選定するもので、2018年度から始まっています。また自治体SDGsモデル事業は、SDGs未来都市の中で先導的な取組を行っている自治体の事業が選定されます。
SDGs未来都市と自治体SDGsモデル事業に選定 (2019年度) された京都府舞鶴市は、広報誌でSDGsの特集記事を制作し市民にわかりやすく取組みを紹介。また、広報誌の中のコーナー「市政の今」は、舞鶴市の総合計画に基づき、街づくりの方向性や市の取り組む施策・事業を伝えるコーナーで、SDGsに関連する事業・取組みも紹介しています。そしてSDGsの記事だけを読みやすくまとめたのが、SDGs未来都市に関する「広報まいづる」の記事 として、ウェブで見られるよう工夫しています。
京都府は 2019年 (令和元年) に 京都府総合計画 (京都夢実現プラン) を策定し、20年後に実現したい将来像を示した「将来構想」、4年間で取り組む「基本計画」、広域振興局ごとの「地域振興計画」を発表しています。特に「基本計画」では、「府民協働で取り組むきょうとチャレンジ」として、「子育て環境日本一」「府民躍動」「文化創造」「新産業創造・成長」「災害・犯罪等からの安心・安全」の5つのテーマを選定し、京都府民や地域、企業等と連携し、横断的な取組を促進するとしています。
新産業創造・成長では、企業のスタートアップから成長・継承まで、イノベーションが起こり続ける最適な事業環境の創造を京都から進める事を基本方針とし、AI・IoTなどの活用促進、スタートアップ支援、成長支援・海外展開、継承・人材育成などを施策体系にさまざまなプロジェクトを進めています。