星のや竹富島 は 沖縄県 八重山郡の竹富町にあり、その竹富町は八重山諸島に属する9つの有人島と7つの無人島からなる島嶼 (とうしょ) の町で、日本最南端の町としても知られています。そして竹富町の最東端にある竹富島は、石垣島から船で10分の所にある人口約360人、周囲約9k㎡、海に囲まれた小さな島。
島全体が西表石垣国立公園に指定され、集落には琉球赤瓦の屋根に珊瑚石の石垣で囲まれる伝統的な家々が並び、約600年続くお祭りなど伝統文化や原風景がしっかりと残り守られ、国指定選定を9つ、沖縄県史跡を2つ有します。
集落が国の重要伝統的建造物群保存地区に登録されている竹富島。その美しい島の東に位置する「 星のや竹富島 」は、約2万坪の敷地を有する滞在型リゾート施設で2012年6月に誕生しました。
島内の家々と同じように「竹富島景観形成マニュアル」に従い、伝統建築を踏襲した48棟の客室 (平屋) 、緩やかな時間の中で身と心をほどく「島時間スパ」、すり鉢状の窪みの中心には豊かな水をたたえた24時間オープンのプール。透き通るような色の海と、白い砂浜に囲まれている竹富島の海は時間ごとに異なる表情を見せる美しいビーチです。
竹富島には年に20ほどのお祭りがあり、秋には10日間つづく「種子取祭 タナドゥイ」という全島民が集う島最大のイベントが開催されます。このお祭りは、国の重要無形民俗文化財に指定され約600年の伝統があると言われています。星のや竹富島では、この文化に触れる事ができる体験プログラムも用意。その他にも季節限定のプログラムは多数あり、また年間を通して楽しめる伝統的な木造帆船「サバニ」乗りや、亜熱帯ジャングルが広がる西表島でのカヤックやトレッキングなど、さまざまなアクティビティーが用意されています。
客室となる家並みや家屋は、島の建築基準と伝統建築の合理性を受け継ぎ、家の周りを囲うグック (石垣)や、島に車が通っていなかった頃の道幅を再現し、ここを訪れた島民が「懐かしい」と驚くほどです。客室は4つのタイプがあり、ご家族での滞在に最適な広さの家「ズーキ」、開放的なお風呂が特徴のモダンな家の「ガジョーニ」、肌触りの良い琉球畳の縁側がある家「キャンギ」、ゆとりある造りでご高齢の方やお子様連れにおすすめの「トーナチ」があります。
星のや竹富島 は、竹富島の自然環境保全に取り組む竹富島地域自然資産財団と共に、海洋プラスチックや漂着ごみの問題、途絶えてしまった伝統作物の復興などの活動に取り組んでいます。この活動は、「8.働きがいも経済成長も」、「9.産業と技術革新の基盤をつくろう」、「11.住み続けられるまちづくりを」、「12.つくる責任つかう責任」、「14.海の豊かさを守ろう」、「15.陸の豊かさも守ろう」、「17.パートナーシップで目標を達成しよう」に寄与する活動だと考えます。
沖縄県・竹富島にある滞在型リゾート「星のや竹富島」は、竹富島の自然環境保全に取り組む「一般財団法人 竹富島地域自然資産財団 (以下、財団) 」と、竹富島の自然環境保全と持続的な島文化保全のため、2021年3月11日にパートナーシップ協定を締結しました。海洋プラスチックや漂着ごみの問題、途絶えてしまった伝統作物の復興などの活動に協働して取り組む内容です。詳細はこちら。