千葉県 鴨川市にある 鴨川シーワールド は海の王者シャチをはじめ、イルカ、アシカ、ベルーガなど 800 種 11,000 の海の動物を扱う水族館、また大型動物などのパフォーマンスが楽しめるテーマパーク機能を持つ施設で、延床面積は22,699㎡もある関東内の水族館では最も広いと言われています。鴨川シーワールドは、「海の世界との出会い」をコンセプトに1970年10月にオープンし、2020年10月に開業50周年を迎えました。1986年からは グランビスタ ホテル&リゾート が運営管理を行い、ホテルと連携したさまざまなイベントなどが開催されています。
延床面積は22,699㎡ 関東最大の広さ
元E-girlsのDream Amiとシャチ (らびーちゃん) 共演 CMメイキング
それぞれに豊かな特徴や生態を持つ水生生物 (海洋・湖沼・河川・地下水等の水中で生活している生物) たちは、私たち人間の想像を大きく超え、彼らがみせる活動や生命を営む姿は、驚きや感動を純粋に与えてくれます。こうした水生生物との出会いを通し、生命の大切さとふれあいのすばらしさを体感するとともに、水生生物に関する知識と自然環境との関わりあいを楽しく学ぶことを目的とした施設でもあります。
シャチ
イルカ
海の世界をリアルに再現した展示環境や、動物たちの知性や運動能力を引き出すパフォーマンスも、ひとつひとつの体験を通じて、生命の輝きと心のふれいで海への想いをわかちあいたいっと考えています。
アシカ
ベルーガ
鴨川シーワールドの展示テーマは「海の世界との出会い」。自然環境を再現した生態展示とパフォーマンスにより、生命 (いのち) のぬくもりに感動し、生命とそれをとりまく環境の大切さを学ぶことができる場を提供します。
「動物友の会月例会」「サマースクール」「ジュニア・トレーナー体験」「ナイトアドベンチャー」「学校団体用特別プログラム」などの教育プログラムを通じて、楽しく学ぶ場を提供します。
サマースクールは、鴨川シーワールド開業当初の1973年から開催している、小学生を対象とした学習プログラムです。
当プログラムでは、海の生き物についてのレクチャーを受けるだけでなく、シャチやイルカを間近で観察したり、ヒトデやヤドカリなどに触れたりと、本物の生き物とのふれあいを通して学ぶことができるため大変人気があり、毎年多くの子どもたちが参加しています。
飼育員と気兼ねなく会話ができる
傷病個体やアカウミガメ卵の保護、水生昆虫などの保全活動を通じて「種保存活動」を推進し、自然と野生動物との共存に貢献します。
鴨川シーワールドは2001年のウミガメ類展示施設「ウミガメの浜」設立。2002年よりふ化に適さない場所に産卵されたアカウミガメの卵の保護活動を続けています。
アカウミガメは、生息環境の悪化(産卵地の減少や海に漂うビニールゴミの誤食など)により生息数は年々減少傾向にあると考えられています。日本はアカウミガメの主要な産卵場所で、千葉県はアカウミガメが毎年産卵にやって来ます。保護を必要とする状況があれば保護活動を行っています。
保護した卵からふ化した子ガメが沖合目指す
「生息域外保全」に資する場として、飼育下繁殖を推進し、それに関連する調査研究を進めます。また、「種保存活動」を通じ科学的知見を集積し「生息域内保全」に貢献します。
2019年5月29日(水) にカマイルカの「ディアナ」が赤ちゃんを出産し、日本初の人工授精によるカマイルカの繁殖に成功しました。本来であれば出産数時間後に母親のお乳を飲みはじめますが、赤ちゃんが上手に乳首に吸い付く事が出来ず、このままでは母乳を飲むことができないと判断し、人工哺育に切り替えました。鴨川シーワールドでは過去にバンドウイルカで人工授精による繁殖に成功しておりますが、カマイルカでの成功は日本初の事例です。生息域内保全に貢献します。
カマイルカの人工授精の赤ちゃん誕生 日本初!
展示生物の収集には、地元漁業者の協力は不可欠で保護個体の放流や調査・研究活動にも協力いただいています。また、成人式や県民の日、敬老の日などのイベントおよび交通安全キャンペーンや講習会など行政機関や警察、地元の観光協会などとの連携も積極的におこない、地元の文化活動にも協力しています。
鴨川シーワールドでは従業員が週に1度、施設の目の前に広がる東条海岸や防砂林周辺の清掃活動を行っています。こうした清掃活動には、地域の環境美化に努めながら、毎年6月~8月にかけて産卵のために海岸に上陸するアカウミガメのサポートをする目的もあります。鴨川シーワールド開業50周年記念プロジェクトの一環として、鴨川シーワールドの友の会組織である「Dolphin Dream Club(ドルフィンドリームクラブ)」会員から参加者を募り、従業員とともに鴨川シーワールドの目の前に広がる東条海岸の清掃活動を行いました。
地元の海岸で「GOMI ZERO運動」を実施。野生生物と生息環境の関係をより身近に感じる機会に。
鴨川シーワールドの、海の生命と触れ合う教育活動、野生生物の保護活動、野生生物の保護活動、海岸や防砂林周辺の清掃活動などの地域との連携活動は、SDGsの次のゴールに寄与するものと考えます。4.質の高い教育をみんなに、8.働きがいも経済成長も、11.住み続けられるまちづくりを、13.気候変動に具体的な対策を、14.海の豊かさを守ろう。
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料金: | 大人 (高校生以上):¥3,300、 小人 (小学生・中学生):¥2,000、 幼児 (4歳以上):¥1,300、60歳以上:¥2,700 料金は2023年4月28日のものです。変更されている可能性もあるのでオフィシャルサイトでご確認ください。 |
休館日: | 不定休 |
関東最大級の敷地面積の広さを誇る水族館とテーマパークの要素を兼ね備えた 鴨川シーワールドは、昨年2020年に50周年記念を迎え、10月1日は記念すべき開館日です。そしてその記念日の入館料がな・な・なんと半額!高校生以上の大人なら3,000円が1,500円に、小・中学生は1,800円が900円、4歳以下は1,200円が600円に!10月1日のみの特典です!詳細はこちら。