2019年に30周年を迎えた マリンワールド海の中道 は、株式会社海の中道海洋生態科学館が運営する九州最大の水族館で、その広さは敷地面積 48,000㎡、延床面積 21,079㎡ ある国内の水族館でベスト5に入る広さです。アジア太平洋博覧会(1989)に、日本海西部の海洋生態に関するレクリエーション、教育、研究の拠点を目的として、国営公園内に設置され「うみなか」の愛称で親しまれています。大きな白い貝をイメージした外観(地上4階建)が特徴です。施設内には350種3万点の海の生き物が展示されています。
対馬暖流をテーマとした展示を九州の海へと昇華させ、九州を代表する水族館として「うみなか」は、現在の最先端の技術による展示の刷新しました。2層分の円柱水槽を完全撤去して、床を増築、激しく打ち寄せる荒波を再現した玄海灘水槽と奄美のオアシス水槽を新設。ショープールのふれあいステージの新設や、ペンギンが自由に動き回る丘を整備し、生き物と触れ合う場を設けました。その他にもサインの多言語化、授乳室新設、オストメイト機能や化粧室の充実、男女化粧室オムツ替え対応等、来館者が快適に過ごせる環境を整備。
この2017年の改修は、第28回 BELCA賞 ベストリフォーム部門を受賞しています。BELCA賞とは、公益社団法人ロングライフビル推進協会(BELCA)が主催するもので、長期使用のビジョンを持って、蘇生させる、もしくは飛躍的な価値向上等をさせるリフォームがなされた模範的な建築物を表彰するものです。
九州の海の生き物をメインに新しい10セクションで展示を構成。今までにない形状の水槽、新しいシステムの導入の他、生物との距離間、臨場感も大幅にアップグレードし、これまで以上にわくわくと新しい発見がある水族館です。また期間限定の 特設エリア なども設けられていますので見過ごさないように要チェックです！
東シナ海、太平洋、日本海、瀬戸内海の4つの海に囲まれ、そのすべての県が海に面している九州。ここでは、各地域の特徴的な海をそのまま水槽内に再現しました。
県内に1,000カ所以上の湧水源を有する、水の国・熊本。大地の栄養分をたっぷり含んだ湧水は、山から川へ、川から海へ。そんな自然のつながりを感じてもらえる水と緑の空間です。
九州の外洋に浮かぶ離島の海を、変幻自在な小魚の群れと回遊魚のスピード、大型のサメ・シロワニの存在感などでダイナミックに再現し、水深7メートルの外洋大水槽 (1,400t)ならではの迫力を感じていただきます。上層、中層、低層と、それぞれに自然界で生き残るための生活スタイルが見れます。
ペンギンなどいろいろな角度から観察したり、身近に触れあったりできる屋外エリア。アザラシに餌を与える事ができる「パクパクアザラシ」や「はだしでイルカにタッチ」など人気です。
今なお多くの謎に包まれた深海。低水温・高水圧・低酸素という過酷な環境で進化をとげた生きものたちのセクション。これまでにも「深海展～五島海底谷～」などの深海イベントが開催されました。
北部九州にも生息する、小型のイルカ「スナメリ」の愛らしい表情をお楽しみください。福岡の身近なイルカについてのお話し「スナメリトーク」が1Fのスナメリ水槽で2時30分から35分の間に行われています。
ライトアップされたクラゲたちがふわふわと浮かぶ幻想的な空間。日常を忘れてスローな時間と癒しのリズムをお楽しみください。
九州の南に位置し、浅瀬にサンゴ礁が広がる奄美の海。太陽の光を浴びて大きく成長した色鮮やかなサンゴと、カラフルな魚たちが織りなす色とりどりの美しい世界。
館内展示や自然環境のことを知る、考えるきっかけとなる学びの場。自然観察会は、当館が主催するもののほか、各地で活動する団体とも連携して開催。自然観察会は、MWが主催するもののほか、各地で活動する団体とも連携して開催。
浮かんだり、潜ったり、食事をしたり、自由なラッコの姿を見ることができます。愛らしいラッコ達を時間を忘れて見続けてしまいます。ラッコの食事タイムは12:30からお楽しみください。
2020年3月に新設した「ほねのおと」は、マッコウクジラの頭骨(5.4m)とクロミンククジラの全身骨格(8.9m)を中心に、さまざまな海のいきものたちの標本「見て、感じる」常設ゾーンです。骨に隠されたヒミツを「ほねのおと」＝さまざまな擬音で表現した解説付きで楽しく学べます。
博多湾を背景とした見晴らしのいいショープール。観覧席の目の前にアシカのステージを新設し、より身近でパフォーマンスをご覧いただけます。イルカ・アシカショーは、11:00、13:30、15:30開催されています。曜日・季節により時間帯は異なりますのであらかじめご確認ください。
マリンワールド海の中道では、小学生、中学生の学校団体向けにバックヤードツアーや講話、ワークシートの作成、見学などの定形プログラムを提供しています。水族館での学習は理科の印象が強いですが、国語や社会といった多くの教科でも関連付けられます。また水族館の仕事を学べる体験スクールや、障害を持った方とイルカと触れ合うイベントも実施。多岐にわたる海の生き物について学べる活動を行っています。
大学生や専門学生向けには、魚類や海獣類のしいくぎじゅつや、水族館の社会的役割を学べる飼育実習を行っています。学芸員を目指す大学生向けには、学芸員の実務を通して博物館の機能と学芸員の役割について学べる実習を行い、未来のプロの育成に力を入れています。
海辺には人々の助けが必要な生き物たちが時々漂着します。命に携わる施設として、野生の生物たちを助け、研究・調査するのも水族館の大切な仕事の1つです。マリンワールドでは、九州の福岡の水族館だからこそできる研究・調査として、近隣県に打ち上げられた生物の保護、絶滅危惧種の生息地の保存、繁殖、放流など、水族館の使命である、種の保存、教育・環境教育、調査研究、レクリエーション、この4つの使命のもと取り組んでいます。生物の生態を解明し、自然環境保全に貢献する活動を推進しています。
| 名称: | マリンワールド 海の中道 |
| 住所: | 〒811-0321 福岡県福岡市東区大字西戸崎18-28 |
| 時間: | 通常営業 9：30～17：30 GWや夏季、ハロウィン、クリスマスは閉館時間は延長されます。事前に公式サイトの営業時間をご確認ください。 |
| 休館: | 2月第一月曜日とその翌日 |
| 入場料: | 大人(高校生以上) 2,350円、小中学生1,100円、幼児(3歳以上) 600円、シニア(満65歳以上の方に適用) 1,880円、障害者割引(障害者手帳提示本人及び同伴者1名迄個人料金の半額)、その他に年間パスポートなどがあります。料金は変更されている可能性がありますので、事前に公式サイトで料金表をご確認下さい。 |
| 駐車場: | 1,200台(バス20台) 大型車:1,580円 普通車:530円 二輪車:270円 |
| 行き方: | JR香椎線 海ノ中道駅より徒歩5分 / 福岡都市高速香椎浜ランプより約15分 |
| 連絡: | 092-603-0400 | ウェブフォーム |
| WWW: | オフィシャルサイト |
/ Per Listing
Lorem ipsum dolor sit amet, lorem sit.
/ Per Listing
Lorem ipsum dolor sit amet, lorem sit.
Claim request is processed after verification..
Own or work here?
