古民家を起点に持続可能な地域開発
株式会社NOTEは、古民家を起点にその土地の歴史文化資源を尊重したエリアマネジメントと持続可能な地域開発を行う、兵庫県丹波篠山市で2016年に起業したスタートアップ企業です。
農村、城下町、宿場町・・・その土地の気候や生業に適するかたちで作られ維持されてきた日本の風景は、日本の暮らしの歴史そのものであり、文化の集大成とも言えます。しかし、効率化が優先される現代社会の中で、そんな風景は徐々に失われつつあります。株式会社NOTEは、消えつつある古民家を起点に、その地域ならではの食や生活文化を維持、継承できる仕組みを作り出すことを目的とし、その土地の歴史文化資源を尊重したエリアマネジメントと持続可能な地域開発を実践しています。
地域活性化の取組み NIPPONIA
この地域活性化の取組みを「NIPPONIA」と名付け、「なつかしくて、あたらしい、日本の暮らしをつくる 」という理念のもと全国で事業を展開しています。2020年6月時点で、再生した滞在施設は全国で16施設(120部屋)あり、2020年度中に合計約30施設(約200部屋)の展開を計画しています。
NIPPONIAの取組みの特徴
- 地域の暮らし、歴史、文化などの地域資源を観光資源として価値化
- 建物本来の姿を尊重して改修することで建物の風合いや町並み景観を維持
- 各地地域で事業体制を整備、地域にお金が落ちる仕組みを構築