不要になった洋服、小物、ショッパーなどをアップサイクルして、オンリーワンの商品として提供するサステナブルな帽子ブランドHCC (Hick Town Craftsman Club) のオンラインショップを運営する 株式会社島田 。日本国内において多数ブランドの帽子や雑貨のOEM・ODM (生産委託) を行う、帽子製造を中心に香川県観音寺市にあるアパレルメーカーです。
2007年02月創立以来、日本人クリエイターが手がける高品質な帽子づくりにこだわり続け、日本で作る、オールメイド・イン・ジャパンの製品を世界へ発信していきたいという思いを胸に、ひとつひとつの工程に心を込めて日々ものづくりに励んでいます。
創業は1935年、農作業用麦わら帽子の製造販売から始まり、長年で培った経験とメイド・イン・ジャパンの高い技術でメーカー・ブランドのOEMを中心に事業展開、経験豊富な職人による、繊細な手仕事ならではの質の高い帽子が、株式会社島田の強みです。洋服の縫製では縫い代2cm程度が一般的なのに対し、帽子の縫い代は通常4mm程度ととても小さく、縫製の際に高い精度が求められ、それは言葉や単位で表すことのできない「職人の感覚」、熟練の技術が可能とさせます。
株式会社島田が大事にするのは「真のメイド・イン・ジャパンクオリティー」です。
希望する製品のイメージの仕様決定、製造、生産、納品まで、トータル対応できる経験と高い技術があります。製品仕様、イメージ、コスト、ロットなどをヒアリングし、提案と見積もり提出。その後、通常1~2週間程度(製品・使用によって異なる)でサンプルを提出。提出品に改良希望がある場合は、再度打ち合わせ・再製作、そして承諾後に発注に向けての打ち合わせ。その後の製作では日本人スタッフによる生産体制で、一つ一つ丁寧に生産。検品は針機と目視による二重体制で行い、製品の型が崩れないように丁寧に梱包して納品となります。帽子デザイン・製造から、刺入れや小物入れ、ポシェット、本格的なバッグまで幅広く対応可能です。
島田が運営するオンラインサイト「HCC」では、不要になった洋服、小物、ショッパーなどをアップサイクルする製品を販売しています。アップサイクルとは、不要なものを廃棄や処分することで発生するエネルギーやコストを減らすだけでなく、過去の思い出や記憶を未来に残すことができるサステナブル (持続可能) なものづくりの新たな方法です。
また、OEM・ODMとして株式会社島田と関係を持つ企業も、この取り組みのパートナーとして位置づけられます。こうした事業展開は、SDGsの17ある目標のNo.12 「つくる責任 つかう責任」、No.17「パートナーシップで目標を達成しよう」の 取組みに寄与する活動 です。
日本国内で多数のブランドの帽子や雑貨のOEMを行う株式会社島田が、企業向けに社会貢献アップサイクルプランをスタート。企業が不要となり破棄する残資材・残布や売れ残りの在庫などを、株式会社島田が新たな価値あるものへとアップサイクルし、企業がアップサイクル商品を販売・寄付することにより社会貢献および資源保全に繋げる仕組みです。詳細はこちら。