箱宮 神楽
モダン神棚 Kurumi
NHKの「あさイチ」のスタッフから連絡が入り取材される事に。しかし取材目的の神棚は、当時オンラインのみでしか販売しておらず、社には神棚の展示ルームなどは無かった為、急遽取材用の展示スペースを作り撮影がスタート。この番組の事を知らなかった3代目の杉本氏は、10分ほどの取材を終えた後にメディアの凄さに驚かされる。放送後、インターネットでは注文メールが、電話も鳴り止まない問合せ殺到状態。驚いたことにTV番組では社名が出ていないのに、視聴者がネットで「静岡」「神棚」のキーワードだけでネット検索して問い合わせて来たのです。神棚、そしてモダン神棚への需要が文字通り目に見えた瞬間でした。この出来事は、静岡木工に神棚の可能性を感じさせるものでした。
NHKの「あさイチ」の取材を受ける杉本氏
TV取材の反応は凄く、1460余年の永い歴史を持つ 遠江一宮小國神社 (とおとうみのくに いちのみや おくにじんじゃ) からも問い合わせが入り、「テレビで観ました、神棚を見せてほしい」と。さらに宮司様からモダン神棚について「すごくいいこと、これからはむしろこういう神棚も必要」とのお言葉を頂きました。神棚をお祀りする (神棚の) 形は変わっても、お祀りする気持ちや心が大切。つまり、変えていいもの・いけないものがある=不易流行 (ふえきりゅうこう)。この言葉は、今では静岡木工社員一同が心に留めるものとなっています。
神棚の里×小國神社インタビュー 小國神社 権禰宜 打田雅臣様
今の暮らしに馴染む神棚の改良・開発は進み、静岡市在住のデザイーナーに依頼し出来上がったシンプルな「かみさまのたな」は、丸みを帯びた形とひのきの温かみがとても優しく感じられ、親近感を醸し出すデザインでした。この「かみさまのたな」が、GOOD DESIGN 2016を受賞し、今までになかった客層にまで響く代表的な商品となりました。
丸みを帯びた形
かみさまのたな
そして今度は、かみさまのたなとは対照的に、線で輪郭をシンプルに構成することで、神棚に向き合う時の少しの緊張感を形にした新しい神棚のデザインで、再び GOOD DESIGN 2018 を受賞しました。遠江一宮小國神社から頂いた「不易流行」の言葉を胸に刻み、お客さまの「想い」を大切に、心を込めた品物をご提供して参ります。
かみさまの線
線で輪郭をシンプルに構成
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