世界最高レベルの放射冷却性能を実現
SPACECOOL 株式会社 は、省エネルギー関連と環境改善のための製品販売・コンサルなどを行う企業で、東京都港区の虎ノ門ヒルズビジネスタワーにメインオフィスと、大阪府大阪市此花区に研究所があります。 設立は2021年4月1日に、シリコンバレーのベンチャーキャピタル・WiL (World Innovation Lab) が 51%、大阪ガス株式会社 (Daigasグループ) が 49% の2社が株主となり設立したオープンイノベーション型の合弁会社です。
SPACECOOL 株式会社 は、省エネルギー関連と環境改善のための製品販売・コンサルなどを行う企業で、東京都港区の虎ノ門ヒルズビジネスタワーにメインオフィスと、大阪府大阪市此花区に研究所があります。 設立は2021年4月1日に、シリコンバレーのベンチャーキャピタル・WiL (World Innovation Lab) が 51%、大阪ガス株式会社 (Daigasグループ) が 49% の2社が株主となり設立したオープンイノベーション型の合弁会社です。
フィルムタイプ (粘着剤付)
シルバー:光沢|マット
ホワイト:光沢|マット
帆布タイプ
シルバー:光沢
ホワイト:光沢
2021年5月から販売を開始した暑熱環境を改善する放射冷却素材「 SPACECOOL 」は、直射日光下において、宇宙に熱を逃がすことで、エネルギーを用いずに外気温よりも温度低下する放射冷却素材です。放射冷却とは熱せられた物体の熱が電磁波(光)として運ばれ温度が下がる現象のことです。
2020年夏に大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所で行われた実証実験においては、直射日光が当たった状態で、 SPACECOOL 素材を施工した鋼板の裏面温度が外気温 (計測時の周囲気温は約35℃) より最大約6℃低くなったことを確認しており、これは公開されている論文を用いた SPACECOOL 株式会社 および大阪ガス調べでは、世界最高レベルの放射冷却性能を実現しています。
大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所にて計測 (計測時の周囲気温は約35℃)。放射冷却素材を施工した鋼板の裏面温度を測定。SPACECOOLの冷却能力としては、70~100 W/m2に相当。
高性能な光学フィルムで太陽光と大気からの熱をブロックし熱吸収を抑えるだけではなく、宇宙に輻射も行うことで熱を捨て、ゼロエネルギーで冷え続ける人に地球にやさしい新素材。
SPACECOOL を使用した夏のテントでは、内部気温-6℃、体感温度-10℃を実証実験で確認。暑熱環境を緩和できるため、熱中症のリスク防止や、食品鮮度維持、機器故障リスクの予防、省エネの更なる推進により、環境への負荷軽減を実現します。
大阪市此花区の大阪ガスエネルギー技術研究所にて計測 (2020/8/16 12時の周囲気温は約35℃)。SPACECOOL帆布を用いたテント(銀、白)と普通テントで比較検証。テント内での体感温度において-10℃程度の温度差を確認できました。