海洋関連の産学官のネットワーク TON
テクノオーシャン・ネットワーク (TON) は2000年に設立された海洋関連分野のネットワークで、 海洋関連の科学技術に携わる産学官関係者の総合的、横断的なネットワ-クおよびパ-トナーシップを構築し、海洋の科学技術や海洋産業の発展に寄与するとともに、広く一般の方々に海洋の科学技術に関する理解を深めていただくことを目的とする会員組織です。
海洋資源大国の日本
日本の海洋は資源の宝庫として大きな期待を集め、エネルギー需給に関する国民の関心の高まりを受けて、洋上風力発電をはじめとする再生可能エネルギーの創出や、世界第6位の広さを誇る排他的経済水域内でのメタンハイドレートや熱水鉱床といったエネルギー・鉱物資源の開発など、新たな動きが加速しています。
水産分野においては、稚魚を捕獲して養殖する形態から卵を孵化させ成魚へ育てて卵を採取する完全養殖への転換など、従来とは異なる視点からの仕組みづくりが求められています。テクノオーシャン・ネットワークの強みであるネットワークを活し、異分野の知識・知恵・経験を、ネットワークを介して融合することによって、さまざまな課題に対応、ニーズに応えれるよう活動を推進しています。
海洋関連の展示会・シンポジウム「 Techno-Ocean 」
テクノオーシャン・ネットワークは、2年毎に海洋関連の展示会およびシンポジウム「 Techno-Ocean 」を神戸ポートアイランド内の神戸国際展示場や神戸国際会議場で開催しています。