ドローンで社会課題解決型スタートアップ企業
テラ・ラボ 社は、2014年3月に 愛知県 春日井市で創業、固定翼の長距離無人航空機の研究開発を行う社会課題解決型スタートアップです。 テラ・ラボ 社の開発する長距離無人航空機は、既存の無人航空機と比較した場合、長距離かつ広域な飛行による高精細な情報収集に加え、衛星通信などを活用したクラウドシステムによるリアルタイムマッピングが可能となることから、災害対策プラットフォームの構築に寄与することが実証されています。

ドローンを活用した広域災害情報収集クラウドシステム
現在、 テラ・ラボ 社は今後30年以内に80%の確率で発生するといわれる南海トラフ大地震を見据え、政府機関や地方自治体との連携を強化して長距離無人航空機を開発するほか、福島県南相馬市において航空管制拠点を整備致します。建築物の概要は、工場を含む面積約1,300平方メートル、費用は2億7,700万円であり2021年2月より着工。

福島ロボットテストフィールド
「福島ロボットテストフィールド」は、陸・海・空のフィールドロボットを対象に、実際の使用環境を拠点内で再現しながら研究開発、実証実験、性能評価、操縦訓練等を行うことができる、世界に類を見ない福島県南相馬市ある一大研究開発拠点。テララボは、「福島ロボットテストフィールド」の全面開所前に先行して供用開始された研究棟研究室の第一次入居者として、2020年9月より現地での活動を開始しました。
テラ・ラボ 社は、これまで国内の自動制御試験において固定翼4mでの100㎞連続飛行を実現し、制御装置・推進装置・各種システム構築を行ってきました。今後、災害対策プラットフォームの構築を目指し、以下の開発を進めています。
- 衛星通信を活用した長距離無人航空機(固定翼)の開発
- 空間情報データの収集・解析を行うクラウドシステムの開発
- 地上管制支援システム(拠点型、車両型)の開発