国内唯一の海洋分野の総合展示会・国際コンベンション
1986年からスタートした海洋の科学技術に関する国際コンベンション「Techno-Ocean」は、神戸で隔年開催されてきましたが、2020年10月に開催される予定だった第18回 テクノオーシャン (Techno-Ocean 2020) はコロナの影響により残念ながら延期となり、2021年の12月9日(木)から11日(土)の3日間にわたり、Techno-Ocean 2021 として神戸市の 神戸国際展示場 にて開催されることが決まりました。
Techno-Ocean 2021 のテーマ「海からのSDGs」
Techno-Ocean は、国内で唯一の海洋分野の総合展示会・国際コンベンションで、これまでさまざまな展示物、プログラム内容、コンファレンスが開催されてきました。2021年の今回は、従来の「一般論文発表プログラム」の代わりに、テクノオーシャン・ネットワーク が構築してきた産学官ネットワークを活かし、討論を中心とするパネルセッションを初開催します(別途有料登録が必要です)。総合テーマは「海からのSDGs」。トピックスは、海からのカーボンニュートラル、 海の探査から開発まで「海中ロボットと資源開発」、養殖業成長産業化戦略、洋上風力技術とビジネス、海洋人材のキャリアパスなどを予定しています。
前回開催されたTechno-Ocean 2018
2018年5月28日(月)から31日(木)に開催された、OCEANS’18 MTS/IEEE Kobe / Techno-Ocean 2018 (OTO’18)は、Techno-Ocean と世界最大級のアメリカの海洋科学技術に関する世界最大級の国際会議「OCEANS」との合同コンベンションとなり、神戸において10年ぶりの合同開催となりました。
OCEANS史上、過去最多となる35か国から910件の投稿アブストラクトの中から採択された約500件の論文が発表される「テクニカルセッション」では、最新の研究成果についての活発な議論が行われ、また、国内外から103社・団体が出展する「展示会」では、海洋調査・観測機器をはじめ様々な製品や技術が展示され、出展者が製品や技術、サービスの活用事例を分かりやすく紹介するプレゼンテーションも実施。
その他、日本を代表する国立研究開発法人・独立行政法人による「海洋科学技術セミナー」や「水中ロボット競会」、次代の海洋人材を担う子どもたちを対象とした「新発見!!海のせかい教室」など一般の方々にも海洋に親しんでいたでけるイベントも開催され、成功裏に閉幕しました。
この動画は Ocean Net が制作した動画です
- 海洋再生可能エネルギー(洋上風力発電、波力・潮流発電、海洋温度差発電等)
- 港湾開発・海洋土木・海洋構造物施工
- 海洋資源探査・開発(石油・天然ガス、メタンハイドレート、深海底鉱物資源等)
- 水産資源開発(沖合養殖、漁場整備等)
- SDGs対応、海洋プラスチックごみ、環境アセスメント、環境保護・保全、汚染防止
- 海洋機器・装置(AUV、ROV、ASV、水中ロボット、自律航行船等)
- 水中通信、海中音響(ソナー等)
- 調査・観測、計測機器(センサ等)
- 船舶、舶用機器
- 海運、海上輸送、物流・ロジスティックス
- 気候変動、防災・減災、海洋・宇宙連携(衛星利用等)
- 海洋レジャー、海洋レクリエーション
- その他
テクノオーシャン・ネットワークは、Techno-Ocean 2021 展示会出展募集しています。詳しくは、オフィシャルサイト または案内の PDF をご覧ください。
名称: | Techno-Ocean 2021 |
テーマ: | 「海からのSDGs |
会期: | 2021年12月9日(木)~11日(土) |
会場: | 神戸国際展示場 2号館 |
主催: | テクノオーシャン・ネットワーク |
連絡: | Techno-Ocean 2021 実行委員会事務局 Tel. 078-303-0029 / Email techno-ocean@kcva.or.jp |
WWW: | オフィシャルサイト |