あいち・とこなめスーパーシティ構想 とは
「スーパーシティ」とは、国家戦略特別区域法の一部改正により新たに設けられた制度です。愛知県と常滑市では、中部国際空港島と周辺地域を中心に付加価値の高い観光産業の育成や、最先端の技術・サービスの社会実装によるイノベーション創出のための拠点化を進めるスーパーシティの実現を目指しています。
2020年12月には、愛知県と常滑市が民間事業者と連携しながら、今後、この地域で目指していきたいと考えているスーパーシティの姿をとりまとめた「あいち・とこなめスーパーシティ構想 基本的な考え方(案)」を公表しました。
2021年4月、複数分野の先端的サービスのうちの「ゼロ・カーボンで世界最高水準のレジリエンス機能の実現」において、その事業者のひとつとして株式会社アクアムが選ばれました。
スーパーシティ構想のエリア
フェーズ1: 2025年まで
中部国際空港島と対岸部のりんくう町に最先端技術・サービスの導入を図り、ビジネスモデルを構築する(早期実装拠点)。県内他地域の構想との連携により相乗効果を発揮する。
フェーズ2: 2026年以降
フェーズⅠで実現したサービスについて、常滑駅周辺等市街地への展開を図る。
フェーズ3: 2026年以降
市内、県内の課題解決のための展開を図る。
アクアムの取り組み
再生可能エネルギーや蓄電池と、株式会社アクアムの「空気から水をつくる」空気製水機を駆使し、ゼロ・カーボンで飲料水を生成することができます。再生可能エネルギーと蓄電池を併用することでゼロ・カーボンかつオフグリッドで飲料水を生成し、持続可能な社会を実現するために「自分で飲む水を、自分でつくる」という新しいライフスタイルを提案していきます。
アクアム株式会社の空気製水機「AQ200」
除湿・空気清浄を行いながら、1日平均で200リットル、最大300リットルの飲料水を製水。
平時は余剰エネルギーの有効活用とマイボトル利用を促進しプラスティックごみ及びCO2排出削減に貢献し、災害や断水等の有事下においては、飲料水・生活用水・医療用水確保の手段の一つとして長期間にわたり人々の安全を確保。行政・医療・老健施設や避難所等の継続的な機能維持及び地域の自助公助を促進し、レジリエントなまちづくりに貢献します。