協和精工 株式会社は、1963年東京で精密工具メーカーとして創業し、現在は秋田県雄勝郡羽後町に本社と工場を、腕時計製造工場を秋田県湯沢市皆瀬に、千葉県 柏市柏に営業所持つ、精密刃工具製造販売と腕時計製造販売を行う 秋田のモノづくり企業 です。切削工具製造と腕時計製造という全く異なる二つの事業のようですが、いずれも質の高い「精密度」を求められる非常に密接な関係です。二つの事業を展開することにより、他には無い製品づくり、世界で勝負できるモノづくりを展開しています。2017年12月には経済産業省により、地域経済牽引事業の担い手の候補となる地域の中核企業として「地域未来牽引企業」に選出されています。
協和精工 株式会社が製造する、精密微細工具、cBN工具、PCDダイヤモンド工具などは金型業界や加工メーカーをはじめ、軽量化が進むスマートフォン、自動車のエンジン、航空機、医療機器、注射針の穴開けなどの製造現場で幅広く普及しています。時計製造にもその技術力は活かされ、特にリューズ部分の穴開けに用いる特殊な段付ドリルは時計業界に広く浸透。なかでもPCDダイヤモンド工具は、超硬とPCDを焼結させそれを一体化しスパイラル形状へする事に成功。刃径φ0.1～6.0mmを製品化したオンリーワン製品。
PCDポイントドリル
工具素材に耐摩耗性に優れたダイヤモンド焼結体であるPCDを採用
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また、2005年に自社ブランドとして立ち上げたMINASE (ミナセ) は、設計開発から製造までを 協和精工 が行い、得意とする研磨技術とくにザラツ研磨技術は日本に数人しか技術者がおらず世界的にも大変貴重で世界に誇る高品位の時計です。この「MINASE」というブランド名は、秋田県湯沢市皆瀬のアトリエで、日本独特の匠の技とクラフトマンシップにあふれた製造を行う人々に敬意を表し付けた名。「第二回ものづくり日本大賞 東北経済産業局長賞」ならびに「平成20年 東北地方発明表彰 秋田県支部長賞」を受賞。2018年にはジュネーブでヨーロッパデビューし、現在はスイスの2店舗で販売しており、海外の時計愛好家にも高い支持を集めています。
MINASEのDIVIDO
ドイツ最大の2019年時計専門展示会でデビュー。文字盤が黒色のグラデーションとなっており、日本の水墨画の世界を表現。見る角度によって表情を変え、積み重なる多面体による複雑な輝きが特徴。
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2020年4月10日より、MINASEの保証書の発行について「MINASE正規取扱店」と「MINASEが許可をしているWEB販売サイト」でご購入された製品のみが対象となります。転売品、中古品、ネットオークションなどでご購入された製品については保証書発行の対象外となりますので、ご購入の際は保証書対象の有無などご注意ください。
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