群馬県 ローカルガイド・ビズ は、群馬県内のさまざまな情報をディレクトリ形式で紹介するサイトです。レストラン、ショップ、企業、団体の情報や、地元で開催されているイベント・展示会情報に、観光スポットや実証実験なども紹介し、力強く発展する群馬の地元情報を配信する、地域を応援する情報サイトです。只今、一緒にローカルガイド・ビズを作り上げて行く ボランティアを募集中 です! For English visitor, please click here.
日本列島のほぼ中央にあって関東地方では栃木県につぐ2番目に広い6363kmの面積を有する群馬県。約6割が森林に覆われ、山岳・湿原・湖沼・渓谷・清流など美しい大自然にめぐまれ、また東京から100㎞圏という地理的条件に恵まれた立地条件にある。関越、上信越、北関東、東北自動車道や上越、北陸新幹線により、全国でも有数の結節性を備えていることから、企業の立地件数は全国トップクラス。人口は2019年で約1,942千人となり、関東地方の1都6県の中で6番目。その内、群馬県、茨城県、栃木県の3県は人口減少が続いていますが、群馬県では「新・群馬県総合計画」を2021年12月発表し、人口減少に歯止めをかけるさまざまな取組を進めています。 (2018年 都道府県別人口ランキングより)
日本を代表する企業を創出し、長年継承されてきた高度な産業技術の集積によって、「ものづくり立県」として発展しています。群馬県の県民経済計算 (GDP) は、2018年では 8兆6,598億円 (実質) で、関東地方 (東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、栃木、群馬) の中では最も低いものの、成長率は前年と比べ1.1%の成長率を示し、関東地方内では茨城、千葉に続く成長率です。産業構造は第3次産業が57.0%、製造業を中心とした第2次産業の割合が41.8%、農業・林業・漁業の第1次産業が1.1%になり、この割合は全国と比べ第2次産業が14.9%と高く、群馬県の製造業が盛んなことを示しています。製造品出荷額はおよそ9兆円で、全国第12位となっており、特に輸送用機械器具の割合が高く、製造品出荷額全体に占める割合は37.3%で、出荷額は全国第5位となっています。(2018年 県民経済計算より)
観光面では、2019年の国内旅行者の群馬県への訪問者数は約1,351万人で、これは47都道府県中21番目になり、関東地方1都6県の中では最下位ですが、訪問者の消費単価では2.3万円と全国10位に入り、関東地方内でも千葉県に次ぐ2位になります。一方、訪日外国人の数は16.3万人で全国36位となり、消費単価は5.3万円と全国12位と上位に位置付けています。観光資源では、富岡市にある富岡製糸場が、2014年6月25日に世界文化遺産「富岡製糸場と絹産業遺産群」に登録されました。その他、古代東国文化の隆盛をしのばせる古墳群、さまざまな伝説を持つ由緒ある神社仏閣、ユネスコ「世界の記憶」である「上野三碑」など、歴史的な文化遺産や文化財のほか、日本遺産「かかあ天下-ぐんまの絹物語-」など、国内外に誇る絹遺産が数多く存在しています。(日本人・訪日外国人の47都道府県ランキング 2019より)
群馬県は、2015年に国連サミットで採択された「持続可能な開発のための 2030アジェンダ」の、国際目標である SDGs (持続可能な開発目標) の理念「誰一人として取り残さない」には、県政の目標である「県民の幸福度向上」を目指すことと軌を一にするものとして「ぐんまSDGsイニシアティブ」を発信し、人口減少・超高齢化など社会的課題の解決と持続可能な地域づくりに向けて、官民連携を進め、SDGs活動を推進しています。
また、SDGsの理念を反映させた「新・群馬県総合計画」の策定を2021年12月に発表。20年後の目指す姿を描く「ビジョン」と、これを踏まえて、今後10年間に重点的に取り組む具体的な政策を体系化した「基本計画」の2つをあわせた新たな総合計画です。この政策を広く県内外に普及啓発するため、新・群馬県総合計画ポータルサイトも開設。
具体的な取り組みとしては、1)次期総合計画の策定にあたって、SDGsの理念を反映させるとともに、SDGsの17のゴールに各部局の主な事業を位置づけます。2)県としてSDGsの達成に向けた優れた取組を提案し、内閣府が公募する2020年度の「SDGs未来都市」・「自治体SDGsモデル事業」への選定を目指します(2021年度選定のSDGs未来都市に選定されました)。3)県全体でSDGsの推進に取り組むため、市町村及び中小企業を対象としたセミナーを開催します。詳細はこちら。
コロナウイルスによる既存産業の立て直し | 新たな成長機会の探求 | |
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基本方針Ⅰ DXの推進と新たなビジネスへの挑戦 |
– 企業価値の向上 – 生産性の向上 – ニューノーマル対応のビジネ – スモデル構築 |
– スタートアップ – オープンイノベーション – デザイン・アート |
基本方針Ⅱ 様々なリスクや環境の変化に柔軟に対応できる産業の構築 |
– 企業体力(規模)・体質の強化 – レジリエンス強化 |
– SDGs – 海外販路開拓 – ICT企業の成長 |
基本方針Ⅲ 群馬の新たな魅力を創造・発信 |
– データマーケティング – インバウンド対策 – マイクロツーリズム |
– MICE推進 – 交流人口増 – eスポーツ・コンテンツ産業 |
基本方針Ⅳ 生き生きと働ける環境づくりと、将来の産業を担う自律型人材の育成・確保 |
– 雇用維持・再就職支援 – 働き方改革 |
– 自律型人材 – リカレント教育、デジタル人材 |
誰一人取り残さない自立分散型社会の実現を掲げる群馬県は、行政・産業のDX (デジタルトランスフォーメーション) を集中的に推進し、日本最先端クラスのデジタル県となることを目指しています。行政や教育でもDXを徹底し、全体最適化と個別最適化を両立した、社会課題解決の前提となる環境整備を進めるとしています。
また、持続する公共に向け、様々な分野で官民が交わりイノベーションを生み出すコミュニティ「官民共創コミュニティ」の立ち上げを推進。この「官民共創コミュニティ」は県全域型や市町村をまたぐ広域型だけでなく、市町村と連携した様々なパターンがあり、サイズも、場所も、やることも、それぞれ違って良しとするまちづくりです。
内閣府、総務省、経済産業省、国土交通省がスマートシティの取組を官民連携で加速するため、「 スマートシティ官民連携プラットフォーム 」を2019年からスタート。群馬県内では 前橋市 と 嬬恋村 がこのプラットフォームに参加し、DX実証実験事業、MaaSの社会実装事業、防災・コロナ対策のためのスマートシティプロジェクトが進行しています。
また前橋市は、国が重点的に支援を実施することで事業の熟度を高め、早期の事業化を促進していく「 重点事業化促進プロジェクト 」にも選定されています。
さらに、国のスーパーシティ型国家戦略特別区域の指定に関する公募へ 提案書 を提出。日常の負担となっていることを軽減することで、日々の暮らしにゆとりが生まれ、そのゆとりで、豊かな自然、歴史文化に触れ、食や文化を楽しみ、自分らしく生き生きとした生活を送る「スローシティ」の構想を目指しています。