千葉県 ローカルガイド・ビズ は、千葉県内のさまざまな情報をディレクトリ形式で紹介するサイトです。レストラン、ショップ、企業、団体の情報や、地元で開催されているイベント・展示会情報に、観光スポットや実証実験なども紹介し、力強く発展する千葉の地元情報を配信する、地域を応援する情報サイトです。只今、一緒にローカルガイド・ビズを作り上げて行く ボランティアを募集中 です! For English visitor, please click here.
首都圏の東側に位置する 人口 約6,282,000 の千葉県は、太平洋に突き出た半島で、京葉(けいよう)臨海地域に、石油精製・石油化学・鉄鋼など素材産業の企業がコンビナートを形成し、あらゆる産業に不可欠な原材料やエネルギーなどを供給しています。そして新都心の幕張(まくはり)では、アジア有数のコンベンション施設である 幕張メッセ を中核とし、オフィス、商業・アミューズメント施設など複合的な機能を備える国際業務都市となっています。
千葉県は、年間商品販売額が約12兆2,797億円 (2019年経済構造実態調査) で全国第9位、製造品出荷額等 (従業者4人以上の事業所) が約13兆1,432億円 (2019年工業統計調査) で全国第7位であり、商業・工業いずれも全国トップクラスとなるバランスの取れた活動が活発に行われています。
また観光面(ビジネス出張も含む)でも、国内の訪問先として47都道府県中3位にくる訪問者数(2019年:4338万人)が多い県なんです。訪日外国人の訪問者数でも47都道府県中、3位で1048.5万人(2019年)とベスト3内に入ります。このデータの詳細はこちらで確認できます。
千葉県 は SDGs を推進する機運を一層高めるため、県民等に親しまれている千葉県PRマスコットキャラクター・チーバくんを、SDGsのアイコンで使用される17色のチーバくんを作成。また、SDGsの「誰一人取り残さない」という理念を共有し、県民が関心と親しみを持ってもらえるよう「ちばSDGs」とし、SDGsを身近に捉えてもらえるよう取り組んでいます。
また不定期にオンラインによるセミナーなども開催され、2021年3月7日(日)に開催された「みんなで創ろう!SDGs!Part2~環境・経済・社会的課題の同時解決~」では、東京都市大学の 佐藤真久教授 によるSDGsの本質と千葉県の実状に即した環境・経済・社会的課題の同時解決のあり方について話し合われました。セミナー中は、意見や質問の書込だけでなく、参加者同士の情報交換、意見や回答に係るURLの照会等チャットの書込が活発に行われました。
千葉県内の市原市が県内初となる 内閣府の「 SDGs未来都市 」として選定 (2021年度) され、「SDGs未来都市」の中で特に先導的な取組である「自治体SDGsモデル事業」にもダブルで選定されました。市原市は、令和3年度から令和5年度の3年間の主な取組を「市原市SDGs未来都市計画」としてまとめています。市原市のSDGsのページはこちら。
SDGs未来都市とは、SDGsの理念に沿った基本的・総合的取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を政府が選定するもので、2018年度から始まっています。また自治体SDGsモデル事業は、SDGs未来都市の中で先導的な取組を行っている自治体の事業が選定されます。
1996年から毎年開催している「エコメッセちば」は、環境について子どもから大人まで楽しく学べる千葉県内最大級の環境活動見本市で、産学官民が連携して盛り上げています。
2020年の開催は初のオンライン開催となり、セミナーや、大学生らによるパネルディスカッション等、オンラインの利点を活かした視聴者参加型のプログラムが提供されました。
千葉県は2006年に「千葉新産業振興戦略」を策定し、2020年を見据えた産業振興政策を進めてきました。千葉県の地域特性・産業集積 (インダストリアル・クラスタ) を生かしながら、国際競争力のある産業の強化と地域資源を活用した産業の活性化を実現するために、ものづくり、情報通信、バイオ、素材・環境・新エネルギー、物流、食品、観光の千葉県経済のリード役となる産業分野ごとに、新事業の創出、企業誘致、人材育成をより戦略的に実行していくとしています。
千葉県は県の地域特性・産業集積を活かした産業政策「千葉新産業振興戦略」を2006年から展開。地域特性や強み、地域内外のネットワークを活かしながら、国際競争力のある産業の強化と地域資源を活用した産業の活性化を実現することを目的とした政策で、以下の7つの地域について産業集積の現状、大学・研究機関、地域資源等の特性や潜在力を県内外にPR。
東葛地域:醸造産業等の地場産業、技術水準の高い電気機械・一般機械・金属製造品産業が集積するほか、東大柏キャンパス・千葉大等の大学と地域との連携による国際的なまちづくりが進んでいます。
成田周辺地域:空港関連産業・国際物流・新ロジスティック産業が集積するほか、首都圏の食料供給基地としての役割を担っています。
千葉地域:情報通信関連分野・バイオ関連分野等の先端技術産業が集積しており、医工連携の取組みが進んでいます。
京葉臨海地域:石油精製・石油化学・鉄鋼等の素材産業が集積するほか、企業間連携による環境・新エネルギー関連の研究開発が展開されており、日本一のコンビナートの持続的な展開を目指しています。
長生・山武地域:先端技術産業とスポーツ・健康志向レジャー産業が集積するほか、豊かな自然を活かした農業・漁業が盛んな地域です。
かずさ地域:かずさアカデミアパークを中心とした国際的な研究開発拠点となっており、今後、バイオ関連産業の集積を目指しています。
安房周辺地域:観光・リゾート地としての豊富な資源があり、グリーン・ブルーツーリズム等の体験型観光が進んでいます。冬でも温暖なこの地域に、首都圏から多くの方が訪れています。
国が2019年から官民連携で進めるスマートシティ促進プロジェクト「 スマートシティ官民連携プラットフォーム 」に千葉県からは千葉市と柏市が参加し、幕張新都心を中核とした近未来技術などの社会実装や、つくばエクスプレス柏の葉キャンパス駅を中心とした都市・地域の課題解決の取組が行われています。
この柏の葉キャンパス駅中心のまちづくりプロジェクト「柏の葉スマートシティ」は、公・民・学が連携した次世代のスマートシティの取り組みで、約273haの面積に計画人口は約26,000人、 「エネルギー」 「モビリティ」「パブリックスペース」「ウェルネス」をキーワードにデータプラットフォームを構築し、高密複合空間における環境負荷を抑えたスマートなコンパクトシティライフの具現化を図っています。
このつくばエクスプレス沿線では、その他に柏北部東、新市街地、運動公園周辺、西平井・鰭ヶ崎、鰭ヶ崎・思井、木などの地区でまちづくりが進められています。
千葉県は、高い技術力や開発力を持ち、業界でトップシェアを誇る製品や、他社の追随を許さない「オンリーワン」の製品を開発・製造している中小企業の販路開拓を支援するために、2006年から「千葉ものづくり認定製品」制度を設け、毎年数社の県内企業を認定しホームページ上で紹介しています。また、県内のものづくり産業を支える優れた技術力を保有する企業の情報を「千葉県ものづくりネットワーク」に掲載し、県内外に広く情報発信しています。
千葉県は中小企業・産業振興政策に、DX推進事業、健康・医療ものづくり産業支援などを含む約13の支援政策に取組んでいます。また、千葉県は経済産業省の「地方版IoT推進ラボ」に選定され、中小製造業の生産性向上や事業の高付加価値化につながる、企業の個々の状況に適したスマート化手法の導入について支援するため、セミナーの開催やIoT実習講座の開催、中小企業向けIoT体験ラボを開設など、企業の生産性向上や付加価値の創出等を推進し、経営力の向上につなげる取組を推進。
千葉県内の中小企業が、デジタル技術の活用により生産性の向上や事業の高付加価値化が図れるように、千葉県は企業内のさまざまな変革 (DX:デジタルトランスフォーメーション) を推進するため、中小企業向け研修及び優れた技術を持つITベンチャー企業がビジネスチャンスを拡大するための交流会等の支援。 2022年1月20日には、DX関連の先端研究や優れた技術を有するベンチャー・中小企業とその技術を活用したい企業、大学、金融機関等との共同研究や外部連携を促進するための「オープンイノベーション交流会 in CHIBA~最新DX事情~」を開催しました。
千葉県は、海外に対するトップセールスをはじめとして、観光、農林水産業、商工業、文化・スポーツなどの様々な分野において国際施策を展開。県内企業の海外取引や県産農林水産物・食品の輸出促進、海外観光プロモーションなど県の知名度向上を図っています。また海外の約120都市とを結ぶ成田国際空港がある千葉県は、外資系企業の誘致にも力を入れ県内企業のグローバル化や国際文化交流なども同時に推進しています。
千葉県は(24市2町含む)20ヵ国・地域の59都市と姉妹都市・友好都市等の提携(2020年時点)関係にあります。県内で最も早く提携を結んだのは、千葉県市川市と米国カリフォルニア州ガーデナ市で、1962年11月6日に姉妹都市の提携締結。最近では、2019年に市川市とイタリアのカゼルタ市、カゼルタ市とエストニアのパルヌ市、木更津市とベトナムのダナン市などが提携を結んでいます。
アメリカ合衆国の中西部に位置するウィスコンシン州は、豊かな水と森林資源に恵まれた「酪農王国」とも呼ばれ、チーズ、バターミルク、野菜、ビール、子牛肉などの酪農製品や農工業製品も高い評価を受けています。また、自動車、オートバイ、モーターボート、スーパーコンピューター、電気・電子機器、医療用機器、高級筆記具や製紙機械等の各種産業機械などが州の主要工業製品となっています。
千葉県は1990年5月21日にウィスコンシン州と姉妹県州提携を締結し、文化、教育の分野を中心に友好を広げていきました。2004年5月29日には、民間姉妹交流組織「千葉ウィスコンシン協会」が設立され、裾野の広い姉妹交流を活発に展開し、2020年には姉妹提携30周年を迎えました。
ドイツ最大の人口とGDPを擁するノルトライン・ヴェストファーレン州内にあるデュッセルドルフ市は、金融やファッション、通信企業などの国際企業が近隣諸国、アジアからも多く進出しています。日本企業は1952年に進出し、都市圏には約410社の日本企業が拠点を置き欧州大陸部で最大の集積地となっています。地域全体では 約650社に上り、現在では約8,500人の日本人が暮らし、欧州最大級の日本人コミュニティを形成。
ドイツでは3番目に大きなデュッセルドルフ空港を有し、また多くの国際見本市(メッセ)を開催されるデュッセルドルフ市は、国際空港や国際展示場を有する千葉県の可能性を高く評価し交流を希望。2004年5月に千葉県知事と会談するに至り、人材育成や県経済の活性化も期待されることから、デュッセルドルフ市と2019年5月25日に姉妹提携を締結しました。
台湾桃園市 (とうえんし) は台湾北西部に位置する行政院の直轄市で、人口が約226万人、台湾の主要都市の中で人口増加率が一番高く、2014年12月に台湾の6直轄市の一つとなった事もあり、若くて非常に活気のある市です。交通の利便性や桃園国際空港と台北港の双港効果等により地域的な優位性があり、産業の集積地として台湾一の工業生産額を誇ります。
千葉県は台湾の桃園市と2016年8月9日に友好交流協定を締結し、経済、観光、農業、教育、文化、スポーツなど幅広い分野で交流を推進。2021年には協定締結5周年を記念し、千葉県知事と桃園市長との間でウェブ会談が8月9日に開催され、前日に閉幕した東京2020大会、新型コロナウイルス感染症の状況、県と市の交流などについて意見交換が行われました。