13ものSDGsに取り組んでいるタカラベルモントが新たなエコシステム「Re:bonis リボニス」を立上げ更に加速!
理容室・美容室、エステ・ネイルサロンなどの関連器具の開発・販売やサービスを展開する タカラベルモント が、製品製造過程で出てしまう廃材(合成革皮)を再利用するためのプロジェクト「Re:bonis リボニス」を立上げ、国連の定めるSDGsアクティビティーを更に推進!SDGsの17ある目標の内、 タカラベルモントは13個の目標に向かってグループ全体で取り組んでいます。鞄・服飾小物・シザーケースの製造を手掛ける株式会社wajiと協業し、廃材の合成革皮を使った商品開発をスタート!
工程上のマテリア裁断時
廃材の合成革皮
プレスリリース内容
プロフェッショナル用椅子の製造過程で生じる廃棄レザーを活かし、新たな価値を創造する自社工場発のプロジェクト「Re:bonis (リボニス) 」を6月に発足
今年創業100年を迎える大阪発のものづくりの会社が挑む!
2021年6月29日
タカラベルモント株式会社
「美しい人生を、かなえよう。」をパーパスに理容室・美容室、エステ・ネイルサロンおよび歯科・医療クリニックの業務用設備機器や化粧品・空間デザイン等を手掛ける タカラベルモント株式会社 (本社:大阪府大阪市中央区、代表取締役会長兼社長:吉川 秀隆) は、持続可能な社会を目指す SDGs の取り組みの一環として、製造過程などで発生する廃棄レザー(当社では、合成革皮を指します)をゼロにすることを目標に、新たな価値を創造する自社工場発のプロジェクト「Re:bonis (リボニス) 」を発足しました。
廃材に新たな役割と価値を与えエコシステムを確立。循環型社会の取り組み
当社の主力商品であるプロフェッショナル用の“丈夫で壊れにくい椅子”は、大阪工場と滋賀機器工場の2か所で製造されています。両工場では、レザーの素材研究や開発段階で使用するサンプルに加え、工程上の裁断時に生じる端材などのレザーを、毎年多く廃棄・処分してきました。
MARVEL チェア
本プロジェクトは、サロンやクリニックの皆様をはじめとする多くのプロフェッショナルの要望に応えるために用意した約140種類の多彩なカラーの廃棄レザーを活かし、新たな役割と価値を与え、社内外に展開することで、独自のエコシステムを確立。「未来の地球環境」を守る循環型社会へ向けた取り組みです。
プロジェクトメンバー (左:白井|右:土橋)
Re:bonis リボニス = 理美容椅子+再生
またプロジェクト名の「Re:bonis (リボニス)」は、「理美容椅子+再生 (reborn) 」を掛け合わせた造語で、「レザーを余すことなく使うために、長年にわたり、効率的なプログラミングを行い、それを日々アップデートしながら裁断を行ってもやむを得ず発生してしまう端材を、再生し活用したい。」という、本プロジェクトメンバーの思いから命名しました。
タカラベルモントは、今年10月に創業100年を迎えます。理容室、美容室やエステ・ネイルサロンのほか、医療領域で事業を展開。国内外約150か国で自社の製品を販売しています。これからの100年は、ものづくりに携わる企業として、地域をはじめ社会の持続的な発展に貢献できるよう取り組んでまいります。
※「廃棄レザー」は、当社では合成革皮を指します。
プロジェクト参加メンバーの声
Re:bonis プロジェクトメンバー 技術部 白井宏典
入社以来、製造一筋で椅子の製造の仕事に携わってきました。長年、効率的にかつ余剰がでないようプログラミングをして、裁断を行うなど、日々工夫を重ねていましたが、どうしても出てしまう廃棄レザー。これらを活用し、次の100年につながる当社の新しいモノづくりのプロジェクトにしていきたいと思います。
株式会社waji 代表取締役社長 菅野裕樹氏
最新鋭の設備が印象的ですが、デジタルとアナログが調和された現場に親近感を持ちました。今回のプロジェクトでは、端材ではありますが厳選された素材です。だからこそ配色や洗練されたデザインにすることで、社員の方の意識も高まると思いますし、将来にもつながる。そんな未来を実現できるプロジェクトにしたいです。
株式会社waji
大阪と東京に事務所を構える「waji」は “根幹はものづくり” をモットーに、理容室、美容室の職人向けレザー製品ブランド「aruci」などを展開するものづくり集団です。また、近年問題視されている保護ネコの食費や治療費をまかなうようなプロジェクトを立ち上げるなど、ものづくりを通じて、社会貢献にも積極的に取り組んでいます。